ちょっと時間がかかり過ぎだなぁ。書き方をもう少し考えないといけないですね。
それではいきたいと思います。
・アーティスト紹介
最初なので、アーティストの簡単な紹介から。
The Beatlesは、世界でもっと成功したと言われるロックバンドです。イギリス のリバプールで結成され、1962年にシングル「Love Me Do」でデビューしました。メンバーは、John Lennon, Paul McCartney, George Harrison, Ringo Starrの4人。1970年に解散しています。
以下WikiPediaより。
ザ・ビートルズ (The Beatles) は、イギリス・リヴァプール出身のロックバンド。歴史上、全世界で最も広く知られ、最も成功したロックバンドである。ギネス・ワールド・レコーズでは最も成功したグループアーティストとされる。1962年10月レコードデビュー、1970年4月解散。
1960年代を代表する世界的アイドルとして成功を収める一方、彼らの作り出した音楽は60年代以降のロック・ポップスシーンに多大な影響を与えた。チャック・ベリー、リトル・リチャード、エルヴィス・プレスリー、バディ・ホリーなどのリズム・アンド・ブルースやロックンロールをルーツとしつつ、革新性と普遍性を併せ持った彼らの作品は、現代音楽の金字塔として揺るぎない地位を保っている。
・どんなアルバム?
Please Please MeはそんなThe Beatlesのデビューアルバムです。
まずは簡単なデータから。
発売日 1963年3月22日(英)
最高位 1位(メロディー・メーカー)
評価 Allmusic ★★★★★
Rolling Stone ★★★★★
・このアルバムの思い出
僕がはじめて購入した音楽CDです。中学1年生の時でした。
入学した中学校で初めてCDプレーヤーに出会い、ミニコンポを買おうと貯金を始めたのですが、父親が突然ミニコンポを買ってきてくれたんです。Pioneerの製品でした。
小学生の頃から、姉の影響でThe Beatlesを聴き始めたのですが、最初に買ってもらったのは 「20 Greatest Hits」というアルバムでした。カセットテープです。Wikiで調べてみたら持っていたのは、She Loves Youから始まるUS盤の方ですね。
収録されている全ての曲を気に入ってしまい、本当にこのテープばかり聴いていたのですが、ちょうどこの頃The Beatlesのアルバムが初めてCD化されることとなったのでした。
どのアルバムを買おうかさんざん迷ったのですが、やっぱり最初は1枚目だろうとこのアルバムを選んだのでした。
・アルバムレビュー
全14曲のうち、オリジナルは8曲、全てMccartney - Lennonのクレジットです。そういえばこのアルバムの時はまだ順番が逆だったんですね。なんでだろう?後の6曲がカバー曲となっています。
収録曲
1. "I Saw Her Standing There" – 2:52 ★★★★★
「1.2.3.4!!」のPaulの掛け声とそれに続くイントロがものすごくカッコいい。Paulのボーカルもものすごくクールな感じです。あんまり好きな曲じゃないなぁ、と思ってたんですが、今回久しぶりに聴きこんでみたら、やっぱりかっこいいんだなぁ。Johnとのハモリもいい感じ。
2. "Misery" – 1:47 ★★★★★
ギターのイントロにつづく歌い出しの最後、「ミーズリー♫」。この部分のハモりでこの曲は決まりです。一気に引き込まれます。
WIkipediaによると、
「当初はイギリスの女性歌手ヘレン・シャピロに提供するための 楽曲として制作されたが、シャピロ側から「歌詞が暗い」と断られたため、自身のアルバム収録曲としてレコーディングした。」ということなんですが、メロディだけ聴いてると全く暗さは感じられないんですよね。
3. "Anna (Go to Him)" (Arthur Alexander) – 2:54 ★★★★☆
この曲はカバー曲です。初期のThe Beatlesの一番の魅力はなんといってもJohnのボーカルだと思うんですが、この曲のボーカルはほんとすごいですね。なんでこんな声で歌えるのだろうと、非常にうらやましく思います。
4. "Chains" (Gerry Goffin, Carole King) – 2:23 ★★★★☆
Georgeがボーカルをとる曲。どちらかというと印象が薄い曲なんですが、ハーモニカのイントロとコーラスワークはやっぱりすごいと思わされます。
5. "Boys" (Luther Dixon, Wes Farrell) – 2:24 ★★★★☆
Ringoのボーカルって微妙だよねとか思ってるんだけど、実はソロアルバムとかも結構好きだったりします。4人がこれだけ歌えるグループってのもそうそう無いし、そんな4人がバンドを組んだってことが奇跡的ですよね。この曲の合いの手コーラス「バッシュワ、バッバッシュワ」のPaulの声が好きです。
6. "Ask Me Why" – 2:24 ★★★★★
個人的には世界中の曲の中でもベスト10には入るだろうというくらいこの曲は好き。The Beatlesの中ではNo.1かもしれない。胸にキュンとくるコード進行とせつなげなJohnのボーカル、奇跡の曲とはこんな曲のことをいうのだなぁ。当のThe Beatlesですらこんな演奏をするのは2度とできなかったのかもしれないと思わせるほど最高の演奏です。
7. "Please Please Me" – 2:00 ★★★★★
こんな単純なメロディーなのに、どうしてこんなに名曲に仕上がってしまうんでしょうか?もともとはスローテンポだったこの曲をプロデューサーのGeorge Martinがアップテンポにするよう指示したというのは有名な話ですが、本人たちの才能ばかりでなく周りのスタッフにも恵まれていたんだなぁ、と思います。
8. "Love Me Do" – 2:19 ★★★★☆
デビュー曲です。最初に聴いた時の印象は「なんだか変な曲だなぁ」というものでした。そしてそれは今でも変わってません。ハーモニカはブルージーではあるもののブルースとは言い難いし、メロディーも美しいという感じでもない。それでもなんだか耳に残るんですね。これがPopというものなのかもしれません。
9. "P.S. I Love You" – 2:02 ★★★★★
唐突に始まる曲。最初はなんか前奏があったんじゃないかと思ってるんですがどうなんでしょう。メロディも少ないんだけど構成が上手いのか飽きさせない。さすがです。
10. "Baby It's You" (Hal David, Barney Williams, Burt Bacharach) –2:35★★★★☆
バート•バカラックなんですよね、この曲。バカラックといえばCarpentersが歌っているイメージが強くて、繊細でロマンチックという印象があったんですが、この曲は力でねじ伏せたって感じがします。
11. "Do You Want to Know a Secret" – 1:56 ★★★★★
Georgeの歌いまわしがあどけないというか、なんか可愛らしいんですよね。なんだか必死で歌ってる感じがします。
12. "A Taste of Honey" (Bobby Scott, Ric Marlow) – 2:01 ★★★☆☆
この曲はちょっと苦手かも。暑苦しすぎるというか。あと子供心には「蜜の味」という邦題もなんか嫌な感じでしたね(笑)。アルバム全体で通して聴けば、良いアクセントになってるんですけどね。
13. "There's a Place" – 1:49 ★★★★★
もう一回Please Please Meかっていうくらいに最初の出だしが似てますが、このイントロは勢いがあって好きです。そしてJohnとPaulのダブルボーカル、The Beatlesの中では地味な曲だと思いますが、こんなとこにもこれだけの曲を紛れさせることができるのが、彼らの凄さですよね。
14. "Twist and Shout" (Phil Medley, Bert Russell) – 2:33 ★★★★★
これがカバー曲だというんだから、ものすごい。昔ビートルズは曲はいいけど演奏は下手くそだ、などという評論家の方達も多かったという記憶があるんですが、この曲を聴けばそれは間違いなのはすぐわかると思います。
総合評価 ★★★★★
ザ・ビートルズ
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