レビューするアルバムをどのように選ぼうか考えていたんですが、Macで音楽を聴くときに使っているiTunesを操作するソフト、MousqueakのTrump Album機能を使用して選んでいこうと思います。
やっぱり自分で選ぶと好みに偏りが出てしまうだろうし、ランダムな要素を入れたほうがいいかなと思いまして。
今回はJanet Jacksonですね。Micheal Jacksonの妹でもあるということですが、僕の中のイメージは中学生位の時にヒットしていたリズムネーションのイメージが強いですね。やさしく可愛らしいというよりはかっこよく気が強そうな感じ。
WikiPediaではこんな風に紹介されています。
ジャネット・ジャクソン(Janet Damita Jo Jackson, 1966年5月16日 - )は、アメリカ合衆国のアフリカン・アメリカンのシンガーソングライター、女優。兄の1人はマイケル・ジャクソン。
1980年代以降、商業的に大成功を収めた。安室奈美恵やAI、Crystal Kay、DOUBLEなど、日本のR&Bアーティストにも大きな影響を与えている。・どんなアルバム?
All For YouはそんなJanet Jacksonの7枚目のアルバムです。
まずは簡単なデータから。
発売日 2001年4月24日
最高位 1位(ビルボード)
評 価 Allmusic 3.5点
Rolling Stone 3.5点
・このアルバムの思い出
2枚目のレビューなのにしょうもない話なのですが、このアルバムは自分で購入していません。このアルバムのリリース当時は愛知県に住んでたんですが、会社の後輩にCDを借りてダビングさせてもらいました。Janet JacksonもテレビでPVを観たことがある程度で、当時は当然CDも一枚も持ってなくて、実は今までこのアルバムもほとんど聴いていません(後ほど買ったベストアルバムはちょこちょこ聴いてますが)。たぶん通して聴いたのは1回あるかないかくらいです。このレビューを書くに当たって初めて聴き込むことになります。
・アルバムレビュー
All MusicやRolling Stoneでの評価はあまり高くないですが、日本ではこのアルバムが一番売れているらしいてすね。
ポップな感じが受けたとのことですが、さっそく聴いていきたいと思います。
収録曲
1."Intro" ★★★☆☆
Janetと誰かの会話でしょうか?R&Bのアルバムはこういう始まりが結構ありますよね。英語が理解できればもっと楽しめるのかもしれないけど。
2."You Ain't Right" ★★★☆☆
イントロのリズムキープに続く、Janetの"Yeah Yeah"のコーラス。声がとってもかわいい‼人気出るのわかるなあ。やっぱりトップにいる人はこの辺から抜きんでてますよね。
3."All for You" (Samples "The Glow of Love" performed by Change) ★★★★★
この曲は聴いたことありました。ディスコっぽい懐かしい感じもあり、でもあそこまでギンギンにはならないちょっと控え目な感じ。これは名曲と思います。
4."2wayforyou (Interlude)" ★★★☆☆
前曲のリズムを引き継ぐ形でのインタールード、上手く次曲につなげてます。
5."Come On Get Up" ★★★★★
ノリの良いかわいらしいナンバーです。これもいい曲だなあ。途中の転調も上手いですね。飽きさせないなあ。
6."When We Oooo" ★★★★☆
前曲のリズムを断ち切るように入るキーボードのイントロ。あえぐような声のボーカル。なんかMichealが歌っててもおかしくなさそな曲だけど、やっぱり2人は似てますよね。
7."China Love" ★★★★★
前の曲で似てるとか書いてたら、こっちの曲はもっと似てるな。どっちが歌ってるのか区別がつかないぞ。チャイナってことで東洋的なイメージの音が上手く使われてますね。スローテンポもきかせるなあ音が上手く使われてますね。
8."Love Scene (Ooh Baby)" ★★★☆☆
スペーシーな浮遊感がただよう曲。なんだか眠くなってしまいそうだ。
9."Would You Mind" ★★★☆☆
前曲のイメージをそのまま展開させたような曲。メロディラインはこっちの方が好きです。ただ二曲続くとちょっと飽きてきちゃうかな。好みの問題とおもいますかな。これは好みの問題と思います。
10."Lame (Interlude)" ★★★☆☆
短いインタールード。
11."Trust a Try" ★★★★☆
クラシカルに始まり、ヘビーなメロディへ。この展開は面白いですね。これは構成の妙が光りますね。
12."Clouds (Interlude)" ★★★★☆
前曲の重い雰囲気をいきなり断ち切るインタールード。これは効果的だなあ。
13."Son of a Gun (I Betcha Think This Song Is About You) (with Carly Simon)" (Samples "You're So Vain" performed by Carly Simon) ★★★★★
ラップ調のメロディとサビのサンプリング。単調な構成なんだけどなんで飽きないんだろ。なんだかすごい曲ですね、これは。
14."Truth" ★★★★★
前曲の流れのままにバラードに突入。ボーカルとベースラインの絡みが素敵。歌い出しとサビの雰囲気全然違うのになんでこれが自然に聴こえるんだろか。すごいなあ。
15."Theory (Interlude)" ★★★☆☆
途中のオルガンみたいな音はなんだろう?次の曲のイントロ?
16."Someone to Call My Lover" (Samples "Ventura Highway" performed by America) ★★★★☆
前曲でそんなこと書いてたら、全然違って爽やかな曲。サビにはサティのメロディも使われてるのかな。Janetの声はこういう曲によく似合いますね。かわいい。
17."Feels So Right" ★★★☆☆
悪くはないけど、今までの流れの中ではちょっと埋没しちゃってるかな。他にもこんな曲なかったけ?みたいに感じてしまうなあ。
18."Doesn't Really Matter" ★★★★☆
この曲はヒットしましたよね。Janetってだけあって、こういう単語が多い曲をほんと上手く歌いますね。
19."Better Days" ★★★☆☆
実質のラストナンバーは大きな空間を感じさせる曲ですね。ラストっぽい曲だなあ。
20."Outro" ★★★☆☆
Well, what do you think?
Okay, if u like it, then I'm hoping everyone else will.だそうです。歌詞も読み込まないとならないですね。
21."Who"(Japan Only)
日本盤に収録のボーナストラック。
総合評価 ★★★★☆
借りたまま聴かなかったのを後悔してしまうほど良いアルバムでしたね。
個人的には最初からChina Loveまでの流れと、Son Of A GunからTruthへの流れが好きです。
残念だったのは、17曲め以降が少し弱く感じられたところでしょうか?